この記事では、十五夜の食べ物について解説します。
伝統行事の1つである十五夜の食べ物について気になりませんか?
- 十五夜の食べ物といえば月見団子?
- 月見団子はいつ食べるもの?
- 十五夜にお供えされる食べ物は?
十五夜の食べ物の意味などを知って、伝統行事を楽しみたいですね。
そこで、十五夜の食べ物について調べました。
十五夜の食べ物について、さらに詳しく解説していきます。
三方台付きなので、見栄え良く団子を15個ピラミッド型に積み上げてお供えできます。
こし餡、みたらし、きな粉が付いているので、いろんなバリエーションで味わうのも楽しみですね♪
十五夜の食べ物は月見団子!昔からの風習!?
十五夜に欠かせない食べ物といえば、ほんのり甘くておいしい月見団子です。
十五夜が穀物(お米)の収穫時期に重なるため、お米の粉で月に見立てて作った月見団子を供える風習があります。
月見団子は満月に見立てて丸い形に作りますが、死者の枕元に供える丸い団子と区別するため、少しつぶすのが一般的です。
昔から、月は人々に豊かさや幸せをもたらすと信じられていました!
月が信仰の対象とされていて、月神である月読命(つくよみのみこと)が農耕の神でもあったためといわれています。
中秋の名月とも聞くけど、十五夜と同じ意味?
秋の夜空は澄み渡っていて、月がきれいに見えることから「中秋の名月」とも呼ばれ、「十五夜」は旧暦の8月15日の夜を指します。
月見をするのは中秋の名月となる十五夜のことが多いため、「十五夜の月」と「中秋の名月」はほぼ同義で使われることが多いです。
十五夜には月見団子を神様にお供えし、感謝や願いを伝える習慣が続いています!
月見団子にはお米が無事に収穫できたことに感謝し、次の年の豊作を祈る意味が込められています。
家族と一緒に団子を食べながら自然に感謝し、楽しい時間を過ごしてくださいね♪
月見団子はいつ食べる?伝統は十五夜の夜
月見団子はいつ食べる?
月見団子をいつ食べるかのタイミングは、十五夜の夜とされています。
十五夜は秋に月が一年で一番きれいに見える日で、美しい満月を見ながら月見団子を食べるのが伝統です。
決まった時間はありませんが、月がきれいに輝いている時間に食べることが多いですよ。
家族や友達と一緒に月を見ながら団子を楽しみ、感謝の気持ちを伝えたり、願い事をしたりします。
月見団子はまずお供え物として飾り、その後に食べるのが一般的です!
月見団子は、「三方(さんぼう)」といわれる台にお供えするのが正式ですが、普通のお皿などを利用しても問題ありません。
団子の数は十五にちなんで15個作ってお供えするのが一般的で、1年の満月の数に合わせて12個(うるう年は13個)、15を簡略化して5個にする場合もあります。
団子は下記のようにピラミッド型に積み上げるのが基本です。
団子の数 | 並べ方 |
---|---|
15個 | 1段目に3×3の9個、2段目に2×2の4個、3段目に2個 |
13個 | 1段目に3×3の9個、2段目に2×2の4個 |
12個 | 1段目に3×3の9個、2段目に2×2の3個 |
5個 | 1段目に2×2の4個、2段目に1個 |
団子をピラミッド型に積み上げるのは、最上部を天に向けることで月見団子を通して、収穫の感謝、祈願の気持ちを月まで届かせたいとの思いからです。
窓辺など月がよく見える場所に団子をお供えし、月の神様の依り代としたススキも一緒に飾ります。
日本では古くから左が上位とされているため、月から見て左側に自然界のススキ、右側に人工の月見団子をお供えするようです。
昔は供えた月見団子をいただくことで、月の力を分けてもらい、健康と幸せを得られると信じていました。
月を眺めながらゆっくりと団子を味わい、自然の美しさや家族の絆を感じたいですね♪
十五夜に食べ物のお供え物!月見団子の他は?
十五夜には月見団子だけでなく、秋に収穫される里芋や栗、柿、梨なども一緒にお供えします。
十五夜は「芋名月」とも呼ばれ、里芋の収穫時期にあたるので豊作を感謝する意味でお供えされます。
里芋は種芋からではなく大きな親芋、子芋、孫芋と増えていく特徴から、子孫繁栄を願う縁起物とされているんです。
栗には健康や長寿を願う意味が込められており、家族の幸せと健康を祈る気持ちが表されます。
十五夜はお供え物を飾り、月を見ながら自然の恵みに感謝する行事です!
昔から伝わる風習は、季節の変化や自然の豊かさを感じる貴重な機会となります。
家族みんなでお供え物を囲みながら、自然に感謝する気持ちを大切にしていきたいですね♪
十五夜の食べ物は月見団子のまとめ
十五夜の食べ物は月見団子についてまとめました。
- 十五夜に欠かせない食べ物といえば、ほんのり甘くておいしい月見団子
- 月見団子をいつ食べるかのタイミングは十五夜の夜、月がきれいに輝いている時間
- 十五夜には月見団子だけでなく、秋に収穫される里芋や栗、柿、梨なども一緒にお供えされる
月見は何気なく伝わっている行事ですが、お供え物について知ることで楽しみ方が変わります。
お供え物について話しながら、家族で十五夜を過ごすのも良い思い出となりそうですね♪
三方台付きなので、見栄え良く団子を15個ピラミッド型に積み上げてお供えできます。
こし餡、みたらし、きな粉が付いているので、いろんなバリエーションで味わうのも楽しみですね♪